母 帰る  











  「ちょっと小耳にはさんだのですが、知盛殿を九郎の所に居候させるとか」



  「お、さすがは弁慶、地獄耳だな」



  「めてはもらえませんか?」



  「あぁ? どうしてだ?」



  「あの2人が同じ部屋に……、考えただけで頭が痛くなります」



  「どうして…って、ま、だいたい想像はつくがな」



  「今年の1月2日しょうがつだけでも、僕がどれだけ振り回されたか御存知ですよね」



  「まぁ…、な」



  「原子炉でキャンプファイヤーをやるようなものですよ」



  「どっちが原子炉でどっちがキャンプファイヤーなんだろう、って興味はこっちに置いといて。

   類友で案外上手くいくんじゃねえか?」



  「無責任なこと、言わないでくださいね。

   どうしても知盛殿を居候させると仰るなら、こちらにも考えがあります」



  「お、どんな考えだ?」



  「僕のところに居候させます!」











08/11/20 UP
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