瑠璃稲妻にあと少し  後編











   「いらっしゃいませ〜」



店内を一瞥し、見慣れた紫髪の後頭部を見つけ、近寄る。



   「お前、こんな所で長閑に朝食か?」



   「ヒ、ヒノエ…」



   「へぇ、ホットケーキにアイスミルク…ね」



満面の笑顔で、ウェイトレスが水とメニューを持ってやって来る。



   「いらっしゃいませ〜。ご注文がお決まりになりまし」



   「あ、アイスコーヒーを」



   「アイスコーヒーですね。少々お待ちください」



奥でオーダーを告げる声に被って



   「珈琲、持っていくのは私ね」



   「え〜〜、先輩、私がオーダー受けたんですよ」



   「じゃ、私は先に来た子の皿、下げま〜す」



ウェイトレス3人が、チラチラとこちらを見ているのが分かる。

慣れた手つきで、ヒノエが小首を傾げウインクをする。

それだけでウェイトレス3人は「キャー!」と隠れる。

今日は何か、すっごく良いことがありそう…、根拠は無いが3人ともそう思うのだった。



   「で?」



残ったシロップをすべてかけたホットケーキの最後の一片を口に入れようとした敦盛は、

ヒノエの言葉に手を止め、ゆっくりヒノエの方を見る。



   「で…、とは?」



   「お前のことだからね、まるっきりの無駄足を踏んでいたっていうのではないんだろう」



   「いや、まるっきりの無駄足だった」



   「へぇ、珍しいじゃん」



   「ただ」



   「ただ?」



   「譲に電話をしておいた」



   「譲に…。ああ、なるほどね。で? 譲は何だって?」



   「夢を見たそうだ。

    木立の生い茂っている池の畔に佇む九郎殿の姿を」



   「へぇ、さすがは星の一族。便利なものだね」



   「ヒノエ、どこの池なのか分かったのだろうか?」



   「まぁね。じゃ、早速、歳なのに無理して徹夜明けの弁慶おっさんにその事を」



   「いや、それには及ばない」



   「え、お前が?」



   「いや、弁慶殿には、譲から直接伝えるように頼んでおいた」



   「そうか。うん、そうだね。それが一番良い」



   「そう言ってもらえるのか」



   「ああ、敦盛。グッジョブ」



   「よかった」



   「へぇ、お前。『グッジョブ』の意味が分かるのかい?」



   「いや、ヒノエの表情から判断しただけだ」



   「オレの表情から、かい?」



   「ああ、ヒノエの表情は実に分かりやすいからな」



   「やれやれ……、ホットケーキを頬張りながら言われたくない台詞だね」



   「もう、弁慶殿は九郎殿にお会いできたのだろうか」



   「ああ、たぶん……ね」











規則正しいレールの振動

まだまだラッシュの時間には早い山手線の車内。



   「………!」



景時はうっかり寝こけていた自分に気づき、

誰が見ているワケでもないのだが、照れながら辺りを見回した。



携帯が振動してる。

取り出そうとして、やっと自分が電車の中に居ることに思い当たる。



次の駅で降りて、急いでコールバックしよう。

ここはどの辺りなのだろう。



その時、景時は軽いデジャヴに似た目眩の感覚を味わった。

え!? 確か東京駅で山手線に乗り換えて上野に向かったはずなのに



何で今、将に東京駅に停車しようとしている山手線に乗っているのだろう???



眠気がフェードアウトして動き出した頭で、やっと理解した。

1周、乗っちゃったんだ!



慌てて東京で降り、

とっくに切れてしまった携帯の着信履歴を見る…



そしてまた目眩がした。

1周寝こけたと思っていた山手線だったが、たぶん2周……2時間以上経っていたのだ。

朔からの着信履歴で埋め尽くされた画面に、違う意味で気が遠くなった。



一つ咳払いをして携帯の短縮ダイヤルを押す。



   「さ、朔〜〜、おはy」



   「兄上!!!」



   「さ、朔!?ななな何? 何?」



   「何じゃ、ありません! 

    弁慶殿に協力して九郎殿を探していらっしゃるのだと思えば、

    今日の臨時休業も我慢しているのですよ!!」



   「だからだから、今一生懸命探して」



   「どこかで寝こけていたのでしょう! 何度電話したとお思いですか!」



   「ご、ごめん!ごめんよ〜!!」



   「まったくもう…、弁慶殿の足を引っ張ってなどいらっしゃらないでしょうね」



   「ま(だ、弁慶とは落ち合ってないんだけど……)…、も、勿論だよ〜〜」



   「本当でしょうね。最初の『ま』の後の言い淀みが気になりますが」



   「それより朔、何?」



   「譲殿から連絡があって……、

    そうそう、譲殿も何度か兄上の携帯に連絡を入れたのに、お出にならなかったとか。

    兄上!? 本当に兄上は、東京で九郎殿を探していらっしゃるんでしょうね?」



   「朔〜〜、今、確かに疲れてちょ〜〜っと居眠りしちゃったけど

    間違いなく、都内で九郎を探してるんだよっ!!」



   「本当でしょうね?」



   「信じてよ〜〜」



   「はぁ……。では、譲殿の伝言です。九郎殿は池の畔にいらっしゃるそうです」



   「池の畔〜〜? どこの?」



   「不忍池ではないそうです。もっと木立の生い茂った池だそうです」



   「そう……。その話は弁慶には」



   「もう、伝えてあるそうです」



   「分かった。オレも、も少し探してみるよ」



   「もう居眠りなどなさらないでくださいね」



   「ハハハ……」



   「お気を付けて」



   「御意ぃ〜〜」



慌てて東京駅を出て、近くのネットカフェを探す景時であった。











慌てて車から降りて、走り出す弁慶の姿が見える。



   「九郎……。良い仲間だな……」



携帯が振動する。

リズヴァーンはゆっくりと誰からかを確認する。



   「神子……」



通話ボタンを押す。



   「…みk」



   「先生! 九郎さん、どうなりました?」



   「今、弁慶が」



   「そうですか…。良かった。もう! 九郎さんったら!

    アパート出たって聞いた時は、どうなっちゃうんだろうって、心配しちゃいました。

    先生」



   「うむ?」



   「無理言ってすみませんでした。わざわざ東京まで行ってもらって」



   「問題ない。お前の選んだ道は常に正しい」



   「ありがとうございました」



   「うむ」



携帯の向こうで驚いたり心配したり安心したり、コロコロ表情の変わる望美を想像して

リズヴァーンは幸せな気分で携帯を切った。









源九郎は池の畔に佇んでいた。

水際に胡座をかいて座り、手にしたパンを小さくちぎって、池に投げ入れていた。

水面では鯉が大きな口を開け、九郎の投げ入れたパンを待ちかまえている。



   「お前達はこの世界にしっかりなじんでいるのだな。

    そうしてパクパクと、餌を求めながら」



一口パンにかぶりついて、また残りのパンを小さくちぎり、池に投げ入れた。



   「俺はダメだな……、まだまだだ。

    弁慶やヒノエは、何やら分からない『ねっと』なんとかという難しいことをやって、

    しっかりと生活している。

    景時は喫茶店の店主を立派にこなしていて、忙しそうだ。

    先生や敦盛はこっちの世界でも、一芸に秀でた、その腕が認められ……」



また、パンの欠片を投げ入れる。



   「俺は……、刀を振るうことしか能がない……。

    人を殺すことしか才が無かったのか……。

    平和な世を希求しながら、平和な世に一番無用な存在…」



貪欲な池の鯉は、もっとパンくずを欲して、水面をはねる。



   「独り立ちする、などと偉そうなことを言って皆の元を飛び出したが…」



パンの欠片を投げ入れる。



   「……折角、明日から『タオレンジャー』の『ろけしょん』が始まると言うのに…」



   「ここの池では、餌をやってはいけないのですよ。」



   「そ、そうなのか、すまな……、 べ、弁慶! どうしてここに!」



   「どうしてここに……じゃありませんよ、まったく。

    探しましたよ、九郎。

    それに、そのロケ、開始時間が2時間早くなりましたから」



   「え!?」



   「それを伝えるのに、こんなにも手間がかかるなんて。やれやれ、ですね。

    九郎、君は本当に手が掛かりますね」



   「すまない」



   「アパートで水を溢れさせたそうで…」



   「面目無い」



   「しかし水だから、まだ良かったのですよ」



   「え?」



   「電気やガスだったと考えると、ちょっとゾッとしますね」



   「電気やガス…?」



   「ええ」



   「弁慶、それが漏れるとどうなるのだ?」



   「…九郎、君という人は、まったく……。さ、行きますよ」



   「え? ど、どこに」



   「いい機会ですからね、マンションを探しましょう」



   「だ、誰の…?」



   「嫌だな、当然、君と、それから僕の、ですよ」



   「何故?」



   「何故……、だって九郎、君は水漏れの件で、アパートを出てしまったのでしょう?」



   「ああ。い、いや、そうだ、そうだが、しかし」



   「それにTBBからの、次の出演料振り込みまではまだ一月半ほどあるんですよ。

    それまでの生活費はどうするつもりですか?」



   「そのくらいは、何とか…」



   「住む所は?」



   「それも何とか」



   「九郎…」



   「俺なら大丈夫だ。心配いらん。

    それに、せっかく俺も弁慶、お前も、一人暮らしを満喫しているんだ

    何も、無理して共同生活などしなくても十分に」



   「ダメですよ、九郎」



   「どうしてだ」



   「住所不定の体操のお兄さんなど、イメージダウンもいいところです」



   「そ、そうなのか?」



   「ええ」



   「ならば、体操のお兄さんなど辞める」



   「え?」



   「俺は弁慶のまんしょんを出るときに決めたんだ。

    誰にも迷惑をかけずに、一人でこの世界で生きていくと」



   「それで、体操のお兄さんを辞める、と?」



   「ああ」



   「意地を張るのもいい加減にしなさい、九郎」



   「意地など…」



   「では聞きますが、誰にも迷惑をかけずといいながら、

    君が今、体操のお兄さんを降板したら、番組に迷惑はかけませんか?」



   「そ、それは…」



   「ま、自分に与えられた仕事をその程度にしか考えていないのならば

    早々に辞退した方がいいのかもしれませんがね」



   「あ、ああ」



   「でも、そんな君の体操のお兄さんでも、楽しみに待っている子供達には

    何と説明するつもりなのですか?」



   「え?」



   「『楽しかった』と一文字一文字、懸命に書いて、

    手紙やファックスで感想を送ってくれる子供達がいることは

    君だって承知しているではありませんか。

    その子達の気持ちはどうするのですか?」



   「……」



   「九郎…。何が一番大事なのかを、一時の感情から見間違えてはいけません」



   「……それに、弁慶とて俺がいない方がいいのではないか?」



   「どうしてです?」



   「誤解しないでほしい。決して根に持っているというのとは違うのだ」



   「だから、何をです?」



   「お前が藤沢にまんしょんを買って引っ越した時」



   「ええ、……ああ、そういうことですか」



   「呼ばれてもいないのに、俺はお前のところに転がり込んでしまった。

    本当は迷惑だったのではないか?

    俺は、それがずっと気になって、自立しよう、独立しよう、と焦っていた」



   「……そうでしょうね。君の性格なら、厚顔無恥にはなれないでしょうね。

    そこが君のいいところなんですけれど」



   「おだてるのは止めてくれ。

    俺は、正直なところが知りたい。弁慶、本当のところ、どうだったんだ?」



   「本当のところ……、いいでしょう、包み隠さず話しましょう」



   「ああ、そうしてくれ」



   「敦盛君がどういう状態か、君も知ってますね」



   「敦盛…、ああ」



   「こっちの世界に来てから、彼の発作は小康状態にあります。

    治まっている、と言ってもいい」



   「違うのか?」



   「どうでしょう。そうだと良いのですが、それは希望的観測に過ぎません。

    だから僕は藤沢に移るにあたって、彼を引き取るつもりでいたのですよ」



   「そうなのか。しかし」



   「ふ……」



   「何を思い出し笑いなどしているんだ?」



   「男の子なんですね、ヒノエも。

    妙に男らしく彼に敦盛君をさらわれてしまいました」



   「?」



   「『何があっても、オレが敦盛と暮らす』と。

    まぁ、それも敦盛君は最初、辞退していましたけど。いろいろありまして……。

    それで、申し訳なかったのですが、君を誘う機会を逸してしまって。

    それでも、君の方から来てくれましたからね。

    こういった事情を言い出す機会は失ってしまいましたが、結果オーライで……」



   「そうだったのか」



   「だから、君が藤沢のマンションのことで気に病む必要など無いのですよ」



   「しかし…。それに…」



   「まだ、何か?」



   「俺は……、何も成していない…のだ」



   「はい?」



   「こっちの世界でも俺は、役立たずだ」



   「も?」



   「ヒノエや弁慶のようには『ぱそこん』だの『ねっと何とか』だのは理解できん

    大金も稼ぎ出せん。せいぜいが、この身体を使って日銭を稼ぐくらいだ」



   「そのネットトレードで、僕はかなり痛い目を見てますけどね」



   「景時のように如才なく客商売などできん。

    先生や敦盛のように誇るべき一芸も、持ち合わせてはおらん。

    人を斬ることと、戦をすることしか知らん人間だ。何ものも生み出せないのだ。

    それに、これが最も問題なのだが……」



   「何ですか?」



   「俺の成すべき『何か』が、まったく見えないのだ。

    こんな俺など」



   「『こんな俺など』?」



   「……いない方がましだ」



   「本当に、そう思ってるんですか?」



   「……」



   「あまり僕を怒らせないでください」



   「弁慶…」



   「君がただの血に飢えた蛮勇の将なら、何故あれほど多くの将兵が君に従ったのですか?」



   「それは、頼朝公の名代だから」



   「本当にそれだけのことで、人が他人の為に命を投げ出そうとすると思いますか?」



   「それは…」



   「では、こう言い方を変えましょうか。

    今回の件で君の知っている人達が、どれだけ心配していると思っているんです?」



   「え?」



   「まさか僕だけが君のことを探していたと思っていたんですか?」



   「と、言うと…?」



   「ヒノエも敦盛君も、景時も、それからたぶんリズ先生も、昨夜から君の居場所を探して、

    この広い東京を走り回ってるんですよ」



   「!」



   「敦盛君など、迷子にまでなってしまって」



   「え!? べ、弁慶、ならば敦盛を探しに行かなくてはっ!!」



   「大丈夫ですよ。

    望美さんも将臣君も、学校があるから探しに来られないことをすごく気にしていました。

    譲君は、夢でここの池を見たと知らせてくれました」



   「みんな………」



   「みんなの気持ちは察してくださいね。

    それに、分かっていたことじゃ、ありませんか」



   「な、何を…」



   「君には君の……、いや、いいです。君自身が実感するまで、僕は言いません」



   「弁慶」



   「それに、君が何と言おうと、もう僕は決めていますから」



   「な、何を?」



   「だから、君に二度と一人暮らしはさせません」



   「し、しかし俺も、この世界で自立せねば」



   「僕と一緒では、自立できませんか?」



   「だ、だってそれは変だろう」



   「別に変だとは思いません。

    自立とは精神的なものであって、

    一人暮らしをしたから自立しているというものではないでしょう。

    そんなのはせいぜい自炊ぐらいが関の山です」



   「それに、また弁慶に迷惑を…」



   「迷惑かどうかは僕が決めることですよ。

    それとも僕とでは何かご不満ですか?」



   「い、いや、滅相もない。では藤沢へ」



   「本当に君は人の話を聞いていませんね」



   「?」



   「君と僕のマンションを探そうと言ったじゃないですか」



   「え?」



   「僕もマネージメントを本格的に取り組もうと思いまして。

    それには、藤沢ではちょっと不便なのですよ。

    やはり都内に事務所兼で居を構えた方が良いでしょうから」



   「そうなのか?」



   「ええ」



   「そうか、それでは世話になる」



   「嫌ですよ」



   「え? だ、だが弁慶、いま2人で共同生活を、と…」



   「ええ、そう言いました。だから僕は君の世話などしません。

    君は共同生活の中で自立するんでしょ。

    だから、ルームシェアするんですよ」



   「るぅむしゃぁ?」



   「君の仕事が軌道に乗ったら、ちゃんと部屋代と生活費は天引きさせてもらいますから

    御心配なく」



   「軌道に乗らなかったら?」



   「大丈夫です。誰が君のマネージメントをしていると思ってるんですか?」



   「ああ、そうだな」



   「死なない程度に、しっかり働いてもらいますよ」



   「べ、弁慶」



   「その前に…」



   「?」



   「少し身体が鈍ったのかな? 安心したら、眠くなりました……」



   「ああ、俺も何だか……」







小鳥のさえずりが聞こえる。

そのさえずりに紛れて、携帯に内蔵されたカメラのシャッター音が小さく鳴る。



戦場なら耳敏い九郎も、平和な七月の午前の太陽の下では、気付かなかった。

普段なら耳敏い弁慶も、二晩完全徹夜、しかも歩きづめの今、残念ながら気付かなかった。

そしてそのことは後日、弁慶をして後悔させることになるのだが。



   「おそろしく珍しいツーショットじゃん。

    九郎と弁慶の2人が寄り添って池の畔で微睡む姿、なんてね」



笑いをこらえて、木陰から盗み見る影が二つ



   「ヒ、ヒノエ、まずいのではないだろうか?」



   「何で?」



   「い、いや…、何でと言われても…」



   「おもしろいから、望美と、それからリズ先生にも、この写真を送っておこう。

    2人が無事落ち合えた証拠、いや、九郎が無事捕獲された証拠に、ね」



   「ヒノエ…」



   「『それから、この木と水のエフェクトがね。

    たいしたものじゃないが、なにしろ東京のまん中にあるんだから ―― 静かでしょう。

    こういう所でないと学問をやるにはいけませんね。

    近ごろは東京があまりやかましくなりすぎて困る…』……か」



   「ヒノエ? それは?」



   「この池の由来となった小説の一節さ」



   「そうなのか」



   「ま、九郎は『三四郎』って言うより『坊ちゃん』の方がお似合いだけど。

    何にせよ、雨降って何とやら……かな」



   「元の鞘におさまった、と言うのだろう」



   「へぇ敦盛、お前にしては色気のあることを言うね」



   「そ、そうだろうか?」



   「せっかく東京に来たんだ。青山か代官山辺りに行ってみるかい?」



   「実は、行ってみたい所が…」



   「珍しいね。どこだい?」



   「渋谷の」



   「へぇ、意外だね」



   「観世能楽堂という所に」



   「あはは、お前は本当に」



   「何だろうか?」



   「お前らしいね。

    じゃぁ、あの2人に見つかる前に退散するよ」













1ヶ月後



九郎主演の『不屈の闘志・超人戦隊タオレンジャー』第一回放送がオンエアされた。



   「これでやっと…、九郎も独り立ち…だな」



リズヴァーンはゆっくりと杯に酒を注ぎながら、独り言ちたのだった。













08/11/15 UP






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拍手だった5話を外伝としてまとめました